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【作家】『スミヤキストQの冒険』『聖少女』…優美な散文芸術、倉橋由美子作品再評価

1 :御珠屋φ ★:2008/08/15(金) 21:14:51 ID:??? ?2BP(1062)

「小説はごちそうだと思っていますから、おいしくないのは嫌。
遊び心地になれる楽しい話を書きたくなりました」

そう語りながら死の直前まで小説を執筆した倉橋由美子さん(1935〜2005)=写真=の
連作綺譚(きたん)『酔郷譚(すいきょうたん)』が、死後3年たって河出書房新社から出版された。

「桜花変化」から「玉中交歓」まで7編。魔酒の効能で、主人公の慧(けい)君が、
現世と冥界(めいかい)を往還、時に女性に変化し、「歓を尽くす」。

明治大学在学中の1960年に前衛短編小説「パルタイ」で注目された倉橋さんは、
『スミヤキストQの冒険』『アマノン国往還記』など精力的に小説を発表し、反リアリズムの
旗手とされた。しかし、90年に左耳に自分の心拍音が聞こえる難病に見舞われ、死をおびえる
年月が続いた。ようやく病気を容認できるようになってから書いた本作では、前衛さは影を潜め、
理知とペーソスで死後の世界までからりと見つめる。

今年に入って倉橋作品は、直木賞作家の桜庭一樹さんの解説で『聖少女』(新潮文庫)が出るなど
3冊が復刊されている。今月1日には都内の書店で〈倉橋ルネサンス〉と題するイベントが開かれ、
翻訳家の古屋美登里さんと作家で東京大教授の松浦寿輝さんが対談した。
松浦さんは、「日本では文学というと、自堕落な情念や人生の苦悩などが重視されるが、倉橋作品は
知性にあふれ、文章が洗練された散文芸術。日本が中流志向に向かう時代には優雅で優美な
倉橋作品はあまり受け入れられなかったが、中流崩壊の現代では、むしろ再評価されるのでは」
と語った。9月には『暗い旅』が河出文庫から復刊される。(鵜飼哲夫)

YOMIURI ONLINE(読売新聞) 08/08/12
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080812bk05.htm
▽画像
http://www.yomiuri.co.jp/book/photo/BK20080812145617530L1.jpg

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2 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 21:20:20 ID:QypuTg8m
訃報かと思ってそうじゃないのかと思ったらもう死んでたのか

3 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 21:21:53 ID:afsHSDF7
山田詠美ってのも明治かな まだ書いてんのかな

4 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 21:22:46 ID:AmsmBFTZ
高校生の頃好きだったから、全作品持ってるけど
当時はあまり大きな声でファンだとは言えなかったな

5 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 21:26:22 ID:4ajHxm9a
聖少女と聞いて某絵師しか頭に浮かばない俺は死んだほうがいいですね。

6 :夜回り娘:2008/08/15(金) 21:29:37 ID:i3AmDaiT
作品集パルタイにある
非人だったか蛇、読んでてて生臭かった記憶が おぇっ


7 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 21:45:52 ID:bibcK/eQ
倉橋のぞみ?

8 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 22:03:01 ID:zKKPlfsv
パルタイとかポポイは新潮文庫で読んだな。
好きな作家だった。

この人といい、西原理恵子・やなせたかしといい、
高知県には奇才を生み出す土壌があるのかも、と思ったり。


でも、スミヤキストのあらすじを知ったら、ねらーから叩かれる罠

9 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 22:05:31 ID:qGOMil7O
>>5
仲間がいた

10 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 22:09:42 ID:zxT1F2uQ
1960年代に生きた人だからな。時代の空気読み杉。


   漏れの世代では、もう読む人少なかったような希ガス。同級生などは、「だれそれ?」状態じゃった。

まあ、再評価されるのは良いことだよ。晩年は左の人からも誤解されまくり状態じゃなかったか?

   もう少し生きておれば、良かったのにな。惜しい才能を持った人だ。

11 :やまとななしこ:2008/08/15(金) 22:31:19 ID:JB8p1zbA
でも、この人結局何を書きたかったんだか、
今ひとつはっきりしなかったね。才気はあったんだろうけど
才が走りすぎてたのかな?

12 :やまとななしこ:2008/08/16(土) 02:51:46 ID:cQH+NZx7
全集買って読んだ気になってた。
大人の童話どまり orz

13 :やまとななしこ:2008/08/16(土) 08:06:06 ID:++CSv7d/
>>11
エリート意識の強い地方出身者の孤独感、てな感じに思える
文章が気取ってるわりには、内容が下世話

14 :やまとななしこ:2008/08/16(土) 08:10:21 ID:92vdJkgA
そもそも文学に大上段に振り上げたテーマなんて要るの?
って感じの姿勢だったみたいだしなぁ、倉橋女史。
最近、文庫で発売されてたエッセイ集『たいせつなこと』を
読むと、彼女の姿勢や信条の一端が解って面白いよ。

俺も大多数と同様『怪奇掌編』で入ったクチだけど、なんか、
ホラーでも怪談でもない、ホントに「奇妙な(だけの)話」よね。
不気味ではあってもお化け屋敷的「ぅわっっっ!!!」てな怖さはない。
・・・後からジワっとくることはあるが。
また。話の味付けがエロティックだけど所謂『エロ』ではないし。

彼女の諸作に出てくる大人の女性は、松本零士の描く
アダルト系熟女キャラ(羽黒妖とか)の雰囲気があるな。
時流を気にせずマイペースで時間が流れてる様は、
ある意味松本零士・水木しげると近いところはあるかも。

15 :やまとななしこ:2008/08/16(土) 08:39:03 ID:alH69LUT
なんというか、「永遠の文学少女」みたいな作家だけど、真面目な人かと思いきや妙にやらしい話を書くね。
「アマノン国往還記」なんて、女護が島みたいな国に派遣された宣教師がヤりまくる話だし
「シュンポシオン」も、高尚な文学談義を交わしつつスワッピング。
自分のスノビズムを知りつつそれを突き放してるようなところがある。

16 :やまとななしこ:2008/08/16(土) 12:39:09 ID:++CSv7d/
>>15
ほら、あんたたち”文学好き”を気取ってても、こんなの好きなんでしょ?
みたいな、上から目線が、なんだか嫌だ。

三島由紀夫も、意外にセンス悪いけど、
文章に凝る人って、内容はけっこうどうだっていいのかもしれない。

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