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【書籍】川上弘美さんの新刊『風花(かざはな)』…主婦の迷い・成長細やかに
- 1 :御珠屋φ ★:2008/05/13(火) 19:15:07 ID:??? ?2BP(1001)
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川上弘美さんの新刊『風花(かざはな)』(集英社)は33歳の専業主婦のゆりが、
夫に恋人がいると知って、立ちすくみ、迷い、考え、少しずつ成長してゆく小説。
人はみな生まれて死んでゆく途中にいて、常に変化していくのだなと、しみじみ思う
長編だ。「新しい道をみつけることの困難さを描いたみたい」と語る川上さんにきいた。
(吉村千彰)
■人間関係築く「普遍」描く
結婚して7年。きちんと向き合うことなく離婚をにおわせる夫に対し、のゆりはどうしたい
のかわからず、怒ることもできない。旅行したり資格を取ったり、働いてみたりして感情を
取り戻そうとする。だが、解決はやすやすとは訪れない。「いろいろな可能性を考え、
相手をおもんぱかってぐずぐずとしてしまう人。人間関係をどうつくっていいのか
分からないところから書きたかった」
物語は、結婚後ほとんど家を離れたことがなかったのゆりが、新幹線で温泉へ向かう
ことから始まる。川上さんは子育て中、授乳の合間に思い立って電車に乗り、繁華街で
本をまとめ買いしたことがある。「距離を移動するだけで、何かを消費したり得たりする。
遠くに行くことは、うれしいこと。本を読むことも旅に似ていますね」
『夜の公園』(中央公論新社)や『真鶴』(文芸春秋)など、いろんな結婚や恋愛の形に
ふれてきた。だが、「人が自分以外の人や何かとであった時に生まれる化学反応の
ようなものを書いてきた」という。
今回は一組の夫婦に焦点をあて、ゆっくりと反応を追った。触媒になる脇役は気楽な
叔父さんや女っぽくて元気な先輩、マイペースな同僚ら。摩擦を避け、説教もせず
答えも要求しない人たち。現代の気分がにじむようだが、描かれるのは人が人と関係を
築く過程という普遍だ。「過程の瞬間瞬間は、きっと一つではなくいろんな気持ちが
入り交じっている。すべては分からないから、少しでも書きたい」
94年のデビュー当時は、人名はカタカナで地名も出てこなかった。
変化は書き続けることで生まれる。「堂々巡りの考えが書くことで整理され、次へいける。
出てくるものを骨惜しみしないで書いていきたい」
本書のタイトルは季語。俳句のほか詩作も始め、一語一語の歴史や意味と向き合う
表現に取り組む。一行のむだもない小説は、満身の力をこめる逆上がりのように、
一作一作、生み出されるのだろう。
asahi.com 08/05/13
http://book.asahi.com/clip/TKY200805130246.html
▽画像
風花
著者:川上 弘美
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51i1dCWQQ9L._SL160_.jpg
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取りに行ったけどなかった。次は一時間後に取りに行くです。
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